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なぜ、「be動詞」というのか? 由来・意味は?【am,are,is】

am,are,isのことをbe 動詞というけど、その理由は何なんだろう? beとis,am,areなんて全然違うじゃん。名前の由来は何なんだろう?

こういった疑問に答えます。

僕が中学1年の2学期に単語テストがあり、「be動詞を3つ答えよ」という問題があったことを覚えています。当時の僕は「beなんて動詞見たことないけど?何言ってだこいつ?」といった感じで、be動詞を3つ答える欄は白紙で提出しました。

単語テストの直後に、僕の前に座っていた友達に「be動詞って何なん?」と聞いたところ、食い気味で「am,are,isやで」と返ってきましたが、当時の僕はなんのことだかわかりませんでした。

ワーキングホリデービザを使って3年間海外で生活していた経験と独学により、現在の僕はbe動詞がなんなのかわかります。でも、「なぜ、be動詞と呼ぶのか」という由来や意味を改めて考えると実はよくわかっていません

そんな中、最近読んだ本にbe動詞の由来がくわしく書いてありました。その本を読んだ結果、be動詞のナゾは英語の歴史と深い関係があることを知りました。

その本がコチラです。

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この本の中に「am,are,isはなぜ、『be動詞』というのか?」の答えが書いてありました。なかなか興味深い話だったので、この記事でみなさんと共有します。すでにbe動詞がなんなのか、と理解されている人にとっては重要なことではないかもしれません。

でも、「英語のトリビア」や「小ネタ」としてなかなかおもしろい話ではあります。ですので、読む価値は十分ありますよ。

この記事を読めば、「am,are,isをbe動詞と呼ぶ理由と由来」がわかります。


am,are,isはなぜ、「be動詞」というのか? 


am,are,isの原型がbeってどういうこと?

英語で「~は…である」を意味するam,are,isは、中学校でbe動詞と習います。でも、amもareもisもbeとは全く似ていません。先生に質問すると「am,are,isの原型がbeだからという答えが返ってきます。

しかし、英語でbeという動詞を使うことは一部を除き、ありません(例外として、不定詞と命令形のみ使います)。つまり、現在の英語ではbeという動詞はないのです。

実は、はるか昔の英語にはbeという動詞がありました(厳密にいうと「beっぽい動詞」であり、「be系動詞」といった方が正しいのですが)。

古い英語ではbe動詞が2種類あった

西暦400年代に話されていたドイツ語のことを古英語といいます。古い英語だから古英語。そのまんまですね。

西暦400年代というと今から1500年以上前のことです。当時の日本は古墳時代で、有名な前方後円墳がつくられていた時代です。よくわからんけど、そうとう昔ということはわかっていただけると思います。

この時代の英語、つまり古英語にはbe動詞がありました

古英語では主語が「私が(I)」のときはeombeo、「あなたが(you)」のときはeastbist、そして「彼が(he)」のときはisbipでした。

実は、この時代のbe動詞は1つの主語に対して2種類ずつあったのです(ちなみに、この2種類は使い分けができますが、今回は重要でないため説明は省略します)。

beo,bist,bipとみれば「be動詞」という名前も納得がいくでしょう。現在のam,are,isとは違い、昔の英語ではbe動詞は本当にbe動詞だったのです。

しかし、日本語もそうですが、言語というものは長い年月の間に変化していきます。やがて古英語のbで始まるタイプのbe動詞は消えてしまいます。そして、もう1種類のbe動詞であるeom,eart,isだけが残りました。

(ちなみにですが、不定詞、命令形、現在分詞ではbで始まるタイプのbe動詞が現在まで生き残りました。現在の英語でも I want to be a teacher.(私は先生になりたい)や Be quiet!(静かにしなさい)などの文では原型のbeが残っています。)

areは昔のスウェーデンの海賊バイキングが広めた

ところで、西暦1400年代までの英語(中英語といいます)では「私たちが~である(現代英語ではWe are~.)」のbe動詞にはbeeやbeenという言葉が使われていました。

ところが、昔のスウェーデンにいた海賊のバイキングがイギリスに侵入し、彼らの言葉のareが入り込みます。やがて、be動詞のbeeを乗っ取り、英語の新しいbe動詞と定着しました。

ヨーロッパは1つの大陸であり、国と国同士が隣り合っているため昔からこのように侵略や戦争がひんぱんに起こっていました。そのため、複数の言語がお互いに影響を受け合い、混ざり合っているわけです。

現在の英語はいろんな言語の影響を受けている

昔のイギリスは特にいろんな国から侵略されましたので、現在の英語はフランス語やギリシャ語、ラテン語(現在のイタリア語やスペイン語)などいろいろな言語の影響を受けて変化しています。

ちなみに、過去形のbe動詞はwaswereがありますが、これはさらに別の言語の影響を受けています。

つまり、現代の英語で使われている am,are,is,was,were の5つのbe動詞は複数の言語に由来しているわけです。そのため、すべてまとめてbe動詞と呼ぶわりには、それぞれが全然似ていない単語なわけです。

まとめ:am,are,isはなぜ、「be動詞」というのか? 


・昔は2種類のbe動詞があったが、そのうちbe系のbe動詞は消えた
・be系ではない方のbe動詞 eom,east,is だけが残ったが、be動詞という呼び方は残った
・さらに別の言語が侵入し、are,was,were がbe動詞となった
・現代の英語ではam,are,is,was,wereがbe動詞として定着した

以上です。少しややこしい話ではありますが、英語の歴史を順に追っていくとわかりやすいかと思います。

この記事はコチラの本を参考にして書きました。

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タイトルのknowの「k」はなぜ発音しないのか?という疑問に対する答えは、実は英語の長い歴史が関係しています。英語の発音や文法、単語の語源はドイツ語やフランス語、ギリシャ語などいろんな言語の影響を受けています。

この本を読めば、英語の歴史がわかり、発音や文法、単語の語源の由来がわかります。英語をより深く理解できますので、僕のような英語中級者以上の方におすすめです。

また、単純に読み物としてもおもしろいです。英語の雑学や小ネタがふんだんに含まれていますので、英語初心者の方にとっても楽しめる内容です。もちろん、この本を一通り読めば英語の発音や単語の語源などを効率よく理解することができますよ。

英語の小ネタや雑学が大好きな僕が徹底的に調べたI am Japanese.と I am a Japanese.の違い!どっちが正しいの?【これで完璧!】もぜひお読みになってください。


最後に、英語の文法が大好きな僕がおすすめする文法書を2冊紹介します。

エバーグリーン


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もともと「フォレスト」という長い間大人気の文法書だったのですが、出版社の関係でタイトルが「エバーグリーン」に変わりました。中身は変わっていません。

おすすめ理由

・とにかく見やすい! 読みやすい!

文法書は文字による説明ばかりなので、どうしても見にくく、読みにくいです。でも、このエバーグリーンだけは読みやすいです。しかも、説明がていねいでめちゃくちゃわかりやすいです。

・細かい説明や微妙なニュアンスが秀逸

僕がエバーグリーンを気に入っている理由がこれです。ネイティブはこのような表現を使う」とか文法的には少し不自然だが、アメリカ人はこういう使い方をする」などと細かい字で書かれています。

最初は「ホントかよ」と半信半疑だったのですが(笑)、実際に僕がイギリス人と話したりアメリカドラマを観ていると、この本に書かれている通りの表現が出てきます。

この1冊を完ぺきに理解すれば、英語の文法は理解できます。あとは単語さえ覚えれば、どんな文章でも読めるようになります。

特に英語中級者の方がさらにレベルアップするには、文法を高いレベルで理解する必要があります。ですので、現在英語中級者の方で、しかも文法をもっと理解したい方には本当におすすめです。

ただし、この本には1つだけ欠点があります。それは、「説明がていねい過ぎるために英語初心者には少しハードルが高い」ということです。

これは他の文法書にも言えることなのですが、細かいことまで丁寧に説明されているため、初心者が最初から最後まで理解するのはかなりしんどいです。

僕は高校時代から文法が得意で、しかも文法が好きだったのでこの本が合っていました。でも、英語初心者がこの本を完ぺきに理解するのはぶっちゃけかなりしんどいです。

ですので、「まずは文法を(ほぼ)完ぺきに理解してやるぞ」という英語初心者は買ってもいいと思います。でも、「いきなり上級レベルまで文法を理解する自信はない」という方は無理をして買う必要はないと思います。


中学英文法を修了するドリル



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正直、中学英語も自信がないから、まずは中学英語からやり直したい」という方にはこちらの方がおすすめです。

とにかく説明がわかりやすく、しかも見やすいです。また、問題文の質と量も最高です。英語の教材には相性や個人の好みというものがありますが、「本屋に行ったら文法書がありすぎて、どれを買ったらいいのかわからん」という英語初心者ならこれを買えばまず間違いないです。

ちなみに、著者のEvinさんは日本人で、オーストラリアとNZのワーキングホリデーを経験して「根性の独学」で英語を身につけた方です。Evinさん自身が初心者の状態から英語を独学で身につけたためか、彼が出した他の教材もわかりやすく、しかも見やすいものばかりです。


中学英語でもさらに初歩中の初歩がわからない人、つまり「複数形のsって何?」とか「冠詞のaって何だっけ?なんか聞いたことあるけどわかんない」という人にはまずはこちらをやってみることをおすすめします。

ブックカバーに「30日間でできる」と書いてありますが、内容はかんたんなので実際には10日もあれば終わるでしょう。

初歩中の初歩の方にはこちらをやった上で、上記の「中学英文法を修了するドリル」をやることをおすすめします。


最初は誰だって初心者です。今は全然英語がわからなくても、正しく努力すればネイティブとコミュニケーションをとるぐらい余裕でできますよ!


これからワーホリビザでオーストラリアやNZに行く人の中には「ワーホリの前にフィリピン留学(またはオーストラリアで語学学校に行く)するから日本で英語の勉強しなくていいや~」という考えの人もいるかもしれません。でも、文法の基礎ぐらいなら日本にいながら独学で十分みにつけられます。


せめて「中学英文法を修了するドリル」ぐらいのレベルは日本で身につけておいた方がいいですよ。

パソコンで勉強する白人娘を上から 


https://blog-imgs-43.fc2.com/t/e/m/templates/content_title.png"); background-position: 5px 5px; background-size: initial; background-attachment: initial; background-origin: initial; background-clip: initial; background-color: initial;">TOEICを受ける人におすすめのスマホアプリ



日本ではあまりにもTOEICが人気ですが、僕はそんなに重要視していません。

特に、「英語を話せるようになりたい」とか「外国人と英語でコミュニケーションをとりたい」と思う人にとってTOEICを受ける意味はほとんどありません(ちなみに、就職や転職活動、会社内の昇給や昇進のためにTOEICを受けるのは大賛成です。むしろ、受けないデメリットが多すぎます)。

僕自身は自分の英語力に自信を持つために受けました(結果は785でした。微妙)。そして、実際にTOEICの対策&受験をした結果、「英会話・コミュニケーション重視の人でもTOEIC600程度の実力は絶対に必要だな」と思いました。

ですので、まずは「TOEICのスコアよりも会話ができることが重要」という方でも、まずはTOEIC600以上を軽くクリアしてください。そしたら、もう二度とTOEICなんか受けなくてオッケーです(笑)。そのあとは英会話の練習をしまくりましょう。

TOEIC600をクリアするためにはぜひ「TOEIC600の勉強法・おすすめの参考書・テクニックまとめ【英語初心者】」を参考にしてください。


TOEICはぶっちゃけあまり意味のないテストですが(笑)、うまく利用すればメリットは大きいです。

文法の基礎が身についた人については、力試しとしてTOEICを受けるのもいいです。。また、「留学やワーホリの効果を確かめるために出発前にTOEICを受けておく」という考えにも僕は賛成です。


経験してみてわかったのですが、TOEICは問題数がかなり多いです。ですので、事前の対策が重要です。スマホアプリのスタディサプリ ENGLISH まずは無料体験!を使えば電車の中や寝る前など、ちょっとした空き時間でいつでも勉強できます。

忙しい人や机に向かって長時間勉強するのが苦手な人にめちゃくちゃおすすめのアプリです。無料体験もできますし、とりあえずダウンロードだけしてしまうのもいいすよ。

僕はワーキングホリデービザでオーストラリアとNZで合計3年働き、日本に帰ってきてから4年が経ちました。今でもまだまだ英語の勉強を続けています。

一緒に英語の勉強をやっていきましょう!

では、また!

淳史



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